JJ通信 第117号(2014/12/26)

ごあいさつ

JJ通信は普段なかなかお会いできない皆様への月一回発行のメルマガです。
(配信中止はこちらまで。→support@j-johnson.co.jp
 

たわごと

月並みですが、今年もあっという間に過ぎ、歳を取ると、年々月日が経つのが早く感じられて、ジャネーの法則はその通りなのかなと思います。
 
つまり、50歳の人にとっての1年は人生の1/50の長さなのに対して、5歳の人の1年は人生の1/5に相当する…、ということらしいです。
 
同じことを繰り返していると早く感じるという説もあるようで、常に学び続け、新しいことに挑戦することが必要ということでしょうか。耳が痛いです。
 

翻訳あれこれ

日本語から英語に翻訳する際、文中の記号などがそのままでは相応しくない場合があります。例えば、よく指摘されるのがマル数字です。(①、②、③・・・)
マル数字は日本独特のもので、欧米では使われませんので、そのまま残すのではなく、(1),(2),(3)に置き換えるのが良いと思います。
 
また、"5~10″のように日本語ではよく使われる“~”(から)も英語圏では使われていない記号です。"5~10″は、"5-10″または"5to10″に置き換えることをお薦めします。
 
そもそも「マル数字」も"~"も2バイト文字ですので、英語圏の1バイトのPC環境では、文字化けしてしまう可能性が高いです。
 
それから、記号ではなく約物ですが、中黒(中点)も日本語では「寸法・重量」のように2つ以上のものを併記する場合によく使われますが、これも英文の中にそのまま残すのは避けた方が無難です。この中黒に変わる記号などはありませんので、カンマや"and"に置き換えます。
 
英語のスラッシュ(/)は、"and"ではなく、"or"の意味になりますので、中黒の代わりには使えません。
 
日本語で馴染みのある表記でも、英語圏で同じような意味に理解されるとは限りません。見落としがちですが、注意が必要です。
 

用語集

<ルビ>
 
文字の上側に付ける小さな文字で、補助的な説明をするもの。ふりがなもルビの中の1つで、ルビを付けることを「ルビを振る」という。
 

お知らせ

●年始は、5日(月)からの営業となります。
●今月の中旬以降は、多言語翻訳の仕事が立てこんでいましたが、来月には解消される見通しです。
 

お待ちしております

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