JJ通信 第77号(2011/8/31)
ごあいさつ
お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
たわごと
お盆休みに名古屋から東京まで新幹線に乗る機会がありました。ホームに着いて驚いたのは、ダイヤの過密さです。5分間隔くらいで、次々と列車が出ていきます。
3分の間隔でのぞみが出ていくこともあり、まるで朝の山手線のようでした。
取った指定席は、先頭車両16号車。ふと先日の中国での追突事故が頭をよぎります。
しかし、そんな私の思いとは裏腹に車内は快適そのもので、おそらく300キロで疾走し、途中で減速することもなく、1分と違わず定刻通りに着きました。
当たり前といえば、当たり前かもしれませんが、あらためて日本の鉄道の正確性と安全性を実感しました。我々の見えない所で努力しているであろう関係者には本当に頭が下がります。快適な旅をありがとうと言いたかったです。
DTPあれこれ
皆さんが会社で文書を書いたり、販促物を作成する際には、マイクロソフトのWord、Excel,PowerpointなどのOffice系のソフトを使うことが多いと思います。
そのデータの印刷と言えば、社内のプリンターで出力したり、少部数をホチキスで製本したりするのがほとんどと思いますが、500部や1000部の印刷物が必要になって、印刷会社にカラー印刷を依頼したことはありませんか。
最近ではoffice系のデータ入稿を受け付ける印刷会社も増えてきましたが、元々office系のデータは、オフセット印刷するためのデータではありませんので、特に、カラー印刷の入稿時には注意が必要です。
最も注意すべきは、色調の変化です。カラーモードをRGBからオフセット印刷用のCMYKに変換する必要があるために、どうしても色調が変わってしまいます。
時には、濁ったり、ぼけたりすることもありますので、注意が必要です。
次にフォントの問題があります。例えばWordには多くのフォントが付いていますが、印刷会社でそのフォントに対応していなければ、他のフォントに置き換わってしまいます。せっかくこだわりを持って選んだフォントも使えない場合があるので、前もって印刷会社に対応可能なフォントを確認しておくことが必要です。
それから配置する画像にも注意が必要です。なるべく大き目の画像を用意して、少し縮小する位がちょうどいいと思います。サイトからそのまま取り込んだ画像は仕上りが粗くなってしまいます。画像は使用する大きさで350dpiの解像度が必要です。その他には用紙のサイズ設定や線の太さにも気を付けなればなりません。
事前によく印刷会社と相談して、さらに入稿後には、校正紙を見て確認することも大切だと思います。
用語集
<Sim sun>
中国語(簡体字)の明朝系のフォントの名称。
Windows 2000以降には標準でインストールされているフォント。
お待ちしております
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