JJ通信 第182号(2025/8/29)
ごあいさつ
JJ通信は、ジェー・ジョンソン(株) の発行するメールマガジンです。
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翻訳あれこれ
私たちが最もよく接する外国語は英語なので、他のヨーロッパ言語を見る時も英語の感覚で見てしまいがちですが、英語の文法、慣例、その他が必ずしも当てはまらない言語が多々あります。
学生の頃に覚える文法の多さに英語が嫌いになった人もいるかもしれませんが、他のヨーロッパ言語に比べると、英語の文法はまだまだマシと感じています。
例えば、名詞が文法的に男性、女性、中性に分類され、名詞の性によって、冠詞や形容詞、代名詞などが変化するため、それらと名詞の性をセットで覚える必要がある言語があります。
そのため名詞の性が異なる場合には、英語のように単純に用語を置き換えられません。
言語独自のルールでは、ドイツ語では文中の名詞の文頭は大文字で表記します。また2つ、3つの名詞をくっつけて表記することができます。スペイン語では、疑問文の疑問符?は、文頭に逆さにした表記した逆さ疑問符と文末の疑問符をセットで使用します。また、感嘆符!も同じです。
英語では、固有名詞、言語、月、曜日などを大文字で表記するルールがありますが、これらも他の言語でも同じかというと、必ずしもそうではありません。
各々の言語を学習して習得を目指すのではなく、仕事で目にする程度でしたら、英語との違いが分かった時に、あらたな発見があったと、そのことを楽しむ位の気持ちで接するとストレスを感じないのかもしれません。
用語集
<リエゾン>
フランス語などの「連音」のこと。
発音されない語末の子音が、後ろに母音が続く際に発音されるようになること。
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編集後記
9月の最初の週末に事務所を移転します。
2年契約が切れるので、更新せずに引越しすることにしました。
移転先は徒歩1分の近所です。
色々と検討のうえで、2年前にここに移ってきたのですが、近隣の騒音問題があって、やむなく出ることにしました。
事前にはわからず、来てみて初めてわかることがあるものですね。