JJ通信 第62号(2010/5/28)

ごあいさつ

お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
 

たわごと

NHKを見ていて、最近特に思うのですが、番組の宣伝が多すぎませんか?
 
昔は、番組と番組の間にちょっとだけあった感じですが、今では、宣伝自体が1つの番組であるが如くで、あまりにも目に余ります。
 
受信料があって、視聴率にとらわれないのが、NHKの良さと思うので、なんか本末転倒な感じがします。
 
いかにも視聴率狙いのバラエティ番組なども最近増えました。それらは、民放にまかせて、視聴率は上がらないけど、確実に見る層がいる番組(マイナーなスポーツや趣味の番組)を今後も是非続けて欲しいものです。
 

DTPあれこれ

元原稿のデータをご支給していただく際には、事前にアプリケーションソフトだけでなく、そのバージョンをお知らせいただくことが重要だと、前回お伝えしました。
 
さらに今回お伝えしたいのは、フォントについてです。
新たに翻訳する場合には、新しい言語にテキストが置き換わりますから、データを受け取った側で使用しているフォントとなり、問題はありません。
ただ、データの一部を改訂する場合や、一部のみを翻訳する場合には、データを受け取った側に同じフォントがないと、正しく表示されなかったり、レイアウトが崩れたりして、作業が難しくなります。
 
どうしても、作業をする場合には、似たフォントに置き換えて、全てのページについて、レイアウトのズレと文字化けがないかを確認しながら、微調整をすることになります。
 
当たり前のことなのですが、お客様の方もつい忘れがちで、データを手元にあると、それを支給して作業する前提でお問合せされますが、まずは、そのデータを違う環境で、正しく開くことができるかどうかから、検証することになります。
 
ワードやエクセルでしたら、標準フォントだけを使用していることが多いですが、DTPソフトでは、たとえ、マニュアルであっても、様々な欧文フォントが使われていることが多々あります。
 
欧文フォントは、その数が多く、また同じ名称でもバージョンが違うと、文字詰めが変わったりして、レイアウトが崩れることがあり、注意が必要です。
 
英語や中国語などの外国語のデータを他社で手直しする際には、まずは標準フォント以外のフォントを使用していないかどうかを調べることが重要です。
 

用語集

<スペルアウト(spell out)>
 
欧文などで、単語の綴りを省略せずに書くこと。例えば、DCではなく、Direct currentと省略せずに書くことをさす。
 

お待ちしております

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営業担当が親身になって、迅速に対応させていただきます。
 
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