JJ通信 第35号(2008/2/12)
ごあいさつ
貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
たわごと
受験シーズン真っ盛りです。真冬に入試があるため、降雪で交通機関に影響が出ないかとか、風邪を引いて体調を崩さないか等、受験生のいる家庭は大変ですね。
そのため、欧米に合せて秋入学するなど、入試の時期の見直しを主張する人も一部には、います。でも、真夏に入試?!では雰囲気が出ないですよね。
「厳しい冬」を越えるから、春が訪れるのであって、諸々の厳しい条件も含めての「受験」ですから、受験生には、それを乗り越えて頑張ってほしいものです。
DTPあれこれ
お客様から「PDFファイルを作成して下さい。」とよく依頼されます。その際に私どもでは「そのPDFを何に使われますか?」とお聞きします。PDFは設定によって容量、が軽くも重くもなるので、用途をお聞きすることが必要なのです。
AdobeソフトでPDFを作成する際には、おおまかに言って、「スクリーン」「プリント」「プリプレス」の3つの設定があります。「スクリーン」は、プリントせずに画面を見るだけのもので、一番容量が軽くなります。「プリント」は、通常のプリンターで出力可能なPDFです。そして、「プリプレス」は、イメージセッターで出力が可能で、つまりオフセット印刷に耐えうる高解像度のPDFです。
そのため、容量も重くなりますので、カラーのページ物では、メールに添付して送るには適しません。さらに確認すべき事項は、トンボが必要かどうか、元データが見開き2ページで作られている際に、そのままで良いのか、あるいは1ページごとにするのか、さらには、フォントを埋め込んだPDFなのか、あるいはアウトライン化してから作成するPDFなのか(特に中国語、韓国語などの英語以外の言語の場合)、・・・など、本来確認すべき事項は少なくありません。
校正紙は受取ったが、別の部署にメールで校正用のPDFを送りたい。カタログを印刷した後に、WebサイトにそのPDFを載せたい。元データのアプリケーションがないので、PDFを転用して販促ツールを作りたい。など、いろいろな用途があると思います。
WEBサイトに載せるのに容量が重かったり、印刷するのに解像度が低かったりという行き違いを無くすには、PDF作成を依頼する際に、一言その用途を伝えるのが、良いと思います。
用語集
<装丁(そうてい)>
表紙、函、本文をレイアウトし、書物としての体裁を整えること。
特に、カバーと帯は書籍の顔とも言え、書店での売れ行きを大きく左右する。
お待ちしております
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