JJ通信 第121号(2015/4/30)
ごあいさつ
JJ通信は普段なかなかお会いできない皆様への月一回発行のメルマガです。
(配信中止はこちらまで。→support@j-johnson.co.jp)
たわごと
昨日通りがかりに新宿コマ劇場の跡地に完成した新東宝ビルを遠目から見ました。観光客らしい人たちが立ち止まって、屋上テラスのゴジラヘッドをスマホで撮影していて、昼間だったせいもありますが、何となくこれまでとは違う雰囲気を感じました。
怖い街は困りますが、夜一人歩きするにはちょっとスリリングなところがなくなってしまうと、歌舞伎町の魅力も半減してしまうような気もします。
翻訳あれこれ
前号で特に和訳の際には、お客様によって逐語訳、意訳のどちらのご要望もあると書きましたが、マニュアルや取扱説明書のような技術翻訳では、正確であることが最も重要であると考えています。
エンドユーザー向けのマニュアルでは、読みやすさやわかりやすさを加味しなければなりませんが、技術者や作業者などそのジャンルの専門家向けに書かれたマニュアルでは、原文の内容を過不足なく正確に伝えることを最も重視しています。
マニュアルの中に書かれている多くの指示が、訳文の間違いによって誤って解釈されれば、作業者の非効率やミスにつながるだけなく、時には安全さえも脅かすことになるからです。
もちろん、技術翻訳の仕事を承る際には、文中の用語の統一、専門用語の使用、など大切な注意点はありますし、そのジャンルの技術的な知識がないと訳せないこともありますが、当社で翻訳を担当する者は、各ジャンルに精通したベテランばかりで、その点は心配ありません。
むしろ注意すべきは、ケアレスミスです。「正確さ」という点からすれば、数値や記号の誤記には最も気を付けています。
ですので、後工程で使用するチェックリストには、ます第一にスペルミスのチェック、そして第二として、数値、数字、記号などのチェックを挙げています。
良いものを納めようとする気持ちが強ければ強いほど、1つ1つの訳文の訳し方に集中してしまいがちですが、私ともでは、正確さという点においても、数値のチェックなどの地味な基本作業の確認を決して怠りません。
用語集
<インデント>
文章の行頭に空白を入れて空ける、いわゆる「字下げ」のこと、またはその機能を指す。
お知らせ
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