JJ通信 第120号(2015/3/31)

ごあいさつ

JJ通信は普段なかなかお会いできない皆様への月一回発行のメルマガです。
(配信中止はこちらまで。→support@j-johnson.co.jp
 

たわごと

JJ通信の第1号を配信したのが2005年4月9日ですので、早10年が経ちました。
 
久しぶりにバックナンバーを見ると、「こんなことを書いていたんだなぁ」という懐かしい感じがします。
 
10年前と比べれば、仕事の環境が大きく変わりましたが、私自身はあまり成長していないかもしれませんね。歳月が流れるのは、本当に早いものです。
 

翻訳あれこれ

何度もお仕事をいただいているリピーターのお客様の場合は、そうではないのですが、初めてご依頼いただくお客様には仕事に取り掛かる前に確認すべきことがいくつもあります。
 
その中の1つが、「逐語訳にするか、あるいは意訳するか」です。
逐語訳とはいわゆる直訳のことで、一語一語を原文に忠実に翻訳することです。
 
一方意訳は、ご存じのように原文の一字一句にはとらわれず、文脈全体の意味をくみ取って翻訳します。
特に和訳の場合には、お客様に確認せずに勝手に判断して納めると、時にはご満足いただけない場合があります。
 
ご依頼される和訳案件の中には、意訳を望まれる方がいる一方で、自然な日本語でなくてよいので、原文の内容を正確に知りたいというご要望も少なくなくありません。
 
その際に和訳の適当な訳がない場合には、あえて日本語に訳さずに原文をそのままカタカナ表記して欲しいとか、原文のまま残して欲しいというご要望まであります。
 
あるメーカーさんの海外規格を調べる部署では、日本語に翻訳すると原文の内容が正確に掴めないので、英語への翻訳、あるいは日本語と英語の両方への翻訳の依頼があることがあります。英語の方が文法構造が原文に近いので、わかりやすいそうです。
 
一方で、極端な意訳を求めるお客様もいらっしゃて、本当にご要望はさまざまです。
 
ですので、ご依頼される皆様としては、その翻訳を何に使うのかという用途とともに、詳しい背景やご要望を遠慮せずに翻訳会社に伝えることが大事と思います。
 

用語集

<カーニング>
 
文字の間隔を調整する機能のこと。例えば、欧文のアルファベットでは、各々の文字で文字幅が違うので、組合せによっては文字が離れて見える場合があり、綺麗に見えるように文字の間隔を調整する。
 

お知らせ

●新年度にあたって、多くの会社で異動や転勤、組織変更があると思います。今回私どもでは異動や担当変更はありませんので、前回のご依頼時と同じスタッフが今後も対応させていただきます。
●当社は、お客様からいただいた声を真摯に受け止め、これからのサービス向上に取り入れていきたいと考えています。皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。→support@j-johnson.co.jp
 

お待ちしております

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