JJ通信 第173号(2024/1/31)

ごあいさつ

JJ通信は、ジェー・ジョンソン(株) の発行するメールマガジンです。
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翻訳あれこれ

先日、英文の雑誌広告の制作の仕事で、修正されたデザイン案を受取り、確認したところ、タイトルのキャッチコピーを見て、ちょっと違和感を感じました。
 
全て大文字になっていたタイトルが修正されて、各単語の頭だけを大文字にして他が小文字になっていました。(欧文組版のオールキャップスからキャップアンドローへの変更です。) 
読みやすくなったのですが、この場合に、頭文字でも小文字で表記すべき単語があります。
 
今回修正したデザイナーのように、指摘されてあらためて意識される方もいらっしゃるかもしれませんが、冠詞(the, a, an)、前置詞(on, in, at, for, with など)、接続詞(and, but, if, so など)などが頭文字を小文字で表記する単語です。
 
例えば、Names Of Each Part At The Right と単純に全ての頭文字を大文字にするのではなく、Names of Each Part at the Right のように表記することになります。
 
ただ、ご存じのように、文の最初の単語の頭は常に大文字になります。
スタイルガイド(欧文の出版物などの表記を規定したルール)によれば、もっと細かく定められていますので、ご興味があれば、検索してみてください。
 
また、普段目にする英文の文書でも、あらためて大文字・小文字を意識して見てみると、読みやすさや統一性などでお気付きになることがあるかもしれません。
 

用語集

<タイポ (typo)>
 
タイプミス、入力ミス、誤変換入力のこと。印刷の業界用語が一般化したもの。
 

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編集後記

年末に親戚が亡くなり、先日は49日の法要がありました。
コロナ禍で葬儀や法事が自粛されたり、簡素化されたりしましたが、先日は久しぶりに親戚がそろって会食しました。
 
冠婚葬祭でしか会わない親戚が多いので、故人を偲んで昔話に花を咲かせた貴重な1日でした。