JJ通信 第53号(2009/8/17)
ごあいさつ
お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
たわごと
最近、会社の近くに新しいコンビニができました。昔は最大手のハンバーガーショップでしたが、その後有名チェーンのコーヒーショップ(カフェ)に変わり、先日店を閉じて、今度はコンビニです。
良くは覚えていませんが、そのカフェは少なくとも7,8年位は営業していたと思います。角地で決して悪い場所ではなく、客もそれなりに入っているようでしたが、見かけだけではわからないものです。
そういえば、隣に新しくできたラーメン屋もここ数日店を閉めたままです。会社の郵便受けには、毎日のように飲食店や宅配弁当のチラシ、メニュー、割引券がたくさん入っています。飲食店などの競争も大変ですね。
DTPあれこれ
先日、Windows Wordファイル入稿で、カラーオフセット印刷の仕事がありました。定期物の継続案件で過去に数回納品していましたが、今回ご担当者が変わりましたので、校正に対して修正依頼が多々ありました。打合せ時にご説明したつもりでしたが、上手く伝わらなかったようです。
WordやExcelなどのWindowsのデータをカラーでオフセット印刷する場合には、依頼する会社と良く打ち合わせることが必要です。
最も問題になるのは、色についてです。パソコンのモニタは、光の三原色RGBに基づいていますが、印刷物の色は、色の三原色CMYKによって再現されます。RGBの方が色の表現領域が広く、印刷するためにCMYKに変換した際に再現できない色が含まれていることがあります。(例えば、蛍光色はCMYKでは再現できません。)
そのため、一部の色は濁った感じとなり、イメージと違う刷り上りと感じることがあります。
写真についても注意が必要です。ほとんどは、デジカメで撮影された写真が入稿するのですが、一般的なデジカメの設定は72dpiなのに対して、印刷物に必要な解像度は350dpiですので、そのまま使用すると写真は粗くなってしまいます。
また、特殊なフォントが使われていると、置き換わって体裁が崩れてしまうといった問題が生じます。
このため、Windowsデータをカラーでオフセット印刷する際には、印刷会社に対して、支給したデータをそのままCMYK変換して印刷するだけなのか、あるいは、データの調整や手直しまでも対応可能なのかを前もって確認しておくことが必要です。
さらに、実際の刷り上りに近い校正紙を見せてもらえるように依頼することも大切なことと思います。
用語集
<NDA>
Non-Disclosure Agreementの略で、秘密保持契約のこと。
非公開の情報を開示する場合に、その情報を外部に漏らさせないために締結する契約。
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