JJ通信 第15号(2006/6/12)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

FIFA ワールドカップが開幕しました。今日は注目の初戦、オーストラリア戦です。今回の日本代表は、私たちにどんな夢と勇気を与えてくれるのか、ホントに楽しみです。代表の試合では、やはり2年前のアジア杯、中国での反日の嵐の中での死闘が思い出されます。準々決勝のPK戦で0-2からの逆転勝利、準決勝の残り5分で逆転された後、終了間際の同点弾など、勝負は、最後の最後の1分1秒まで、あきらめてはいけないということを、教えられました。
 
「最後まで、絶対にあきらめてはいけない」、これはビジネスにも通じると思います。どうせ無理だとあきらめて、何も行動を起こさなければ、現状は全く変わりません。
 
さて、今晩のサムライブルーの精鋭たちが、先制されても、逆転されても、絶対にあきらめずに、勝ち点をもぎ取ることができるかどうか、目が離せません。
 

印刷あれこれ

「これ、いつ頃納まりますか」あるいは、「納期を教えて下さい。」お客様からよく問い合わせがあります。印刷物の納期の場合、私の答えは、「御社で校正を確認するのに、何日位かかりますか?それ次第です。初校までは、○日ですが・・・。」という感じです。(無修正の再版の場合は別ですが。)
 
実際、印刷工程にかかるのは数日なのに、お客様の内容確認が1週間や10日以上かかることも多いのが実情です。特に私どもの扱っている英語などの外国語マニュアルやカタログでは、関連部署も多く、社内調整に日数がかかるようです。ところが、ご存知のように、印刷物の制作は、常に遅れ気味で、ギリギリの綱渡りのことが大半です。少しでも早く納めたいと思うのですが、スケジュールの進行管理は、お客様の協力がなければ、成り立ちません。
 
そのため、納期が決まっているものは、当たり前ですが、事前に校正の回数、校正出し日、戻していただく日を決めて、そのスケジュールを遵守していただきます。場合によっては、何回も催促しますし、予定通りに校正が戻していただけない場合には、納期が延びる旨を伝えたりします。
 
その代わり、私どもでは、決められた納期は、絶対に死守します。営業から制作部門まで、この点では意思が統一されています。「納期を守る」のは、当たり前のことですが、どんな状況下であっても、品質を落とさず、ケアレスミスなく、この当たり前のことを愚直に継続することは、なかなか難しいことです。
 
私どもスタッフは、絶対に納期は違えないという熱い思いで、今日も作業を進めています。
 

用語集

<カーニング>
 
欧文組版で、ある文字と文字が並ぶ際に、本来の規定値よりも送り量を減らして、字間スペースを詰める(字寄せ)ことをいう。
 

お待ちしております

翻訳・DTP・印刷に関するお悩みごと、ご相談等ございましたら何なりとご連絡ください。迅速に対応させていただきます。
 
JJ通信に関するご意見、ご感想もぜひお聞かせください。
 
バックナンバーは弊社ホームページから見ることができます。