JJ通信 第54号(2009/9/17)
ごあいさつ
お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
たわごと
イチロー選手の9年連続200本安打、素晴らしいですね。ヒットを打ち続けたことももちろんですが、彼の野球に対する姿勢には本当に頭が下がります。
試合に万全の体調で臨むため、誰よりも早く球場入りして、入念なストレッチと練習をして、日々同じ行動を測ったように淡々と繰り返す・・・なかなかできることではないと思います。
私たちが、休み明けの朝は仕事に気がのらないとか、前日の晩つい夜更かしして、寝不足で仕事の効率が悪いとかいうのは、仕事に取組む姿勢がなっていないということになりますね。同じ社会人として、イチロー選手から学ぶべきことは多いです。
印刷あれこれ
今回は、オンデマンド印刷についてです。オンデマンド(=On Demand)とは、「必要な時に、必要な分だけ」という意味です。ですので、「オンデマンド」という印刷技術があるわけではありません。
従来、印刷物は少量多品種への対応が難しく、必要なのは200部なのに、料金が同じなので500部を印刷して在庫しておくとか、あるいは、1,000部よりも2,000部印刷した方が1部あたりの単価が安くなるので、必要なのはまだ先なのに、まとめて印刷しておく、というようなことが良くありました。まとめて印刷しておいて、不要になって、破棄することも少なからずあったと思います。
オンデマンド印刷は少量にも対応できますので(10部~300部)、まとめて印刷しておいて在庫しておくようなことは、全く必要ありません。
では、オンデマンド印刷とは、どのような印刷方法かといいますと、デジタル印刷機によって、直接データから用紙を出力します。印刷ではなく、「出力」ですので、オフセット印刷のような製版、刷版の工程はなく、またインキではなく、トナーを使用します。いわば、「高品質の業務用プリンター」といったところでしょうか。
印刷の品質(色の再現性)については、やはりオフセット印刷に比べると、見劣りします。ただ、それも技術の進歩により月日ととも改善されつつありますし、印刷物によっては、印刷業界ではない人が見ると、その違いはわからない程度にまで近づきつつあります。
少量の場合にはコストが圧倒的に違いますので、オフセットとオンデマンドを時と場合によって、上手く使い分けるのが良いと思います。
用語集
<ハングル>
韓国と北朝鮮で使われる文字(表音文字)のこと。
両国に配慮して、「韓国語」「朝鮮語」のどちらの呼称も使い難いため、一般に「ハングル」が広く使われている。言語ではなく、文字を指しているので、「ハングル語」というのは、本来は正しい使い方ではない。
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