JJ通信 第183号(2025/10/31)
ごあいさつ
JJ通信は、ジェー・ジョンソン(株) の発行するメールマガジンです。
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翻訳あれこれ
今回は英語の数字の表記についてです。
何を今さらと思われるかもしれませんが、意外と皆さん意識されていないのではないかと思います。
マニュアル制作でスタイルのルールを決めて、運用しているのであれば別ですが…。
英語の文章の中で数字を表記する時に、1, 2, 3, … のように数字で表記することも、One, two, three, … のように、アルファベットで表記することもできると思います。
これはルールというか、慣例では、アルファベットで表記します。
You can use five buttons.
日本人の感覚では、5 buttons のように数字表記の方が数字部分がわかりやすいと感じるかもしれませんが、そうではないのです。
ただ、数字が10以上の場合には、逆にアルファベットではなく、数字で表記します。
例えば、
Up to 56 units can be set using only one remote controller.
のようになります。
このように、0~9の場合と、10以上とで異なるということになります。
これらには例外がありまして、数字が文頭に来る場合には必ずアルファベットで表記します。
Seven units can be set.
また、長さ、重さ、温度、時刻などの単位を伴う場合には、数字で表記します。
次に英文を読む機会があれば、意識して数字を追ってみてください。
実際にはルールに沿っていないケースも多くあるかもしれませんね。
用語集
<約物(やくもの)>
句読点、カッコ、疑問符、繰り返し記号などの文字や数字以外の記号類の総称。
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編集後記
9月の始めに事務所を移転して1ヵ月半余りが経ちました。
以前の事務所から通り1本奥に入っただけなので、通勤時間や周辺の環境は変わらないのですが、事務所の周りが非常に静かで快適です。
同じビルに入っているのが、税理士事務所や建設事務所などのどちらかというと堅いご商売の会社が多く、人の出入りが少ないです。
以前のようにイライラすることはほとんどなくなりました。
