JJ通信 第179号(2025/1/31)
ごあいさつ
JJ通信は、ジェー・ジョンソン(株) の発行するメールマガジンです。
(配信中止はこちらまで。→support@j-johnson.co.jp)
翻訳あれこれ
先日新しいお客様からお見積りのご依頼があった際に、「翻訳ベタ打ち」の納品で、というご要望がありました。
最近はデータご支給が増えて、ベタ打ち納品が減っているので、どのようなものか分からない方々もいらっしゃるかもしれません。
ベタ打ちしたファイルは、翻訳された文や文言が同じ大きさの文字で左そろえで整然と並んでいます。
書体も同じで、太字やイタリック、下線などの修飾もありません。
たいていの文書には写真、イラスト、図、表組などがありますが、ベタ打ちファイルには、これらも入っておりません。文字のみが打たれた状態です。
翻訳前の文書のデータがWord, Excel, PowerPointなどのOffice系のアプリか、または InDesign や Illustrator などのAdobeのアプリで制作されていて、そのデータを使用することができれば、文字部分に上書きできるので、ベタ打ちで納品することはありません。
文書のデータが無くて紙原稿しかない、またはPDFファイルはあるが中身はスキャニングした状態で上書きできないという場合には、ベタ打ちするか、レイアウト編集して文書を新たに制作するかのどちらかになります。
元々ご自身で編集するつもりで翻訳テキストのみが必要な場合を除けば、レイアウト編集して納品することをおすすめしています。
翻訳料の他に少々の費用と日数がかかりますが、納品後の使い勝手の良さを考慮すれば、レイアウト編集された文書の方が便利と思います。
用語集
<横長本(横とじ本、横本)>
文字通り、短辺を綴じて横に長い本のこと。 絵本や写真集などで効果的な紙面、デザインにすることができる。
ただ、費用が割増しになり、日数も長くかかることが多い。
連絡先など
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編集後記
今月の始めに、東京・新宿の大学受験予備校ニチガクが突然教室を閉鎖したというニュースを見た方も多いと思います。
その後自己破産したらしいですが、この予備校は当社の事務所のすぐ目の前にあるため、その後生徒がどうなったのか気になっています。
受験の直前のことで、通っていた生徒のショックは大きいと思いますが、この試練に負けずに頑張ってもらいたいと、心からそう思います。