JJ通信 第66号(2010/9/30)

ごあいさつ

お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
 

たわごと

9月の中頃を過ぎた頃から急に寒くなりましたね。中には、体調を崩した方もいるのではないでしょうか。
私もつい油断して、あやうく風邪を引きかけましたが、何とか持ち直しました。
本人が風邪を引くのは、自己責任だとしても、やはり周りに迷惑をかけてしまうことは、慎まねばなりませんので、気をつけたいものです。
 

印刷あれこれ

今回は、裏表紙についてのお話しです。みなさんは、いままでカタログやパンフレットの裏表紙を意識してご覧になったことはありますか?
下の方にロゴマークがいくつか並んでなかったでしょうか?
 
実はそれらには一つ一つ意味がありまして、環境ブランドとでも言うべきでしょうか、つまりどのように環境を意識して印刷されたのかがわかるようになっているのです。
 
例えば緑色の森のマークは、FSC(森林認証制度)マークと呼ばれています。適正に管理された森林から伐採された木材に認証マークを付けて、森林の利用と保護を意識して紙を使っているとアピールできます。
 
また、蝶が羽を広げて、今にも飛び立とうとするマークが水なし印刷です。通称バタフライマークと呼ばれ、印刷に必要な大量の水を使わず有害物質を排出しません。
湿し水の代わりにシリコンを使うので、何度でも使い回しできるのが特徴です。また、最近は植物油インキの定義および使用基準が変わり、植物油インキ製品への表示がSOY INKからVEGETABLE OIL INKへ変更になったマークもあります。
 
これらは、認証制度なので勝手に使用することはできません。登録申請する必要があります。しかしそれぞれ独立しておりますので、マークを並べることはできます。
いくつもマークを取得すれば、それだけ環境に負荷をかけない企業活動をしていると理解されるかも知れません。
 
今度カタログやパンフレットを手にとる機会がありましたら、裏表紙にも注目してみてください。その冊子がどう環境に配慮しているかの一端が垣間見えることと思います。
 

用語集

<UL規格>
 
アメリカにおける安全規格の最高権威。ULマークが安全の目安にされるほど、製品信頼性の指針となっている。
 

お待ちしております

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