JJ通信 第48号(2009/3/16)

ごあいさつ

お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
 

たわごと

我が家では今、将棋がブームです。休みのたびに小学生の長男と長女から対戦を挑まれます。こちらは元々ヘボ将棋の腕前なのですが、小学生に負けるわけにはいかないと、むきになって真剣勝負しています。ところが、昨日も小3の長男に敗れて、5連敗中なのです。
 
息子が父親を超えていく日か・・・・。いや、こちらが苦手の分野で勝負されても困るけどなあ、という感じです。
 

印刷あれこれ

今回は、オフセット印刷についてです。印刷方式には、大きく分けて平版印刷、凸版印刷、凹版印刷の3つの方式があって、オフセット印刷は、その平版印刷の1つです。平版印刷とは文字通り、版に凹凸がない版(でこぼこがない)を使う印刷方法です。
 
凸版印刷では、出っぱった部分にインキが付いて、それが用紙に転写されます。
(ハンコを押すのと同じ感じです。)逆に凹版印刷では、溝の部分にインキが残り、それが紙に転写します。
 
では、オフセット印刷では、どうするかというと、印刷される部分にのみインキが乗るようにします。具体的には、水とインキ(油)が反発することを利用して、PS版(アルミ版)の上に水分とインキを供給して、画線部(印刷される部分)にはインキが乗り、非画線部(印刷されない部分)には水分が残るようにします。
 
この水とインキの微妙な関係によって、平らな版でもインキの付く箇所と付かない箇所を作って、印刷が可能になります。
 
また、他の印刷方式では、版に直接用紙が触れるのに対して、オフセット印刷では原版(PS版)からブランケットと呼ばれるゴム胴にインキが一度転写されて、それがさらに用紙に転写されます。版が直接用紙に触れないため、胴の磨耗が少なく、網点の再現性も高く(鮮明に印刷可能)、しかも大量な印刷にも適しています。そのためオフセット印刷が最も広く普及しています。
 
日頃よく耳にする「オフセット」「オフ」という印刷方式ですが、いざきちんと説明しようとすると、意外に難しいですね。
 

用語集

<差分翻訳(さぶんほんやく)>
 
複数の文書間の共通部分を除き、異なっている箇所のみを翻訳すること。
改定前と改定後の文書や同シリーズの複数の文書間などで行う。
 

お待ちしております

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