JJ通信 第87号(2012/6/29)

ごあいさつ

お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
 

たわごと

渋谷駅が大幅に整備されるそうです。初めて東京に来た人にとっては、非常にわかりにくい駅ですね。階段が多いし、なぜか地下鉄なのに、銀座線は山手線の上の3階にホームがあったり。それに埼京線のホームが離れすぎています。
 
埼京線は後からできたので、どの駅でもホームが離れていて、乗り換えが不便だと思いませんか。
私は埼京線を使って埼玉方面へ行く時は、山手線で池袋駅まで行って乗り換えます。ホームが離れていなくて、便利です。
 

印刷あれこれ

今回は、網点についてです。印刷物を扱う仕事をしている方々からは、何をいまさらと言われてしまいそうですが、私自身が初めてルーペで印刷物を見た時には、なるほどと感心したものです。
 
印刷物の写真などの諧調や濃淡は、この網点(Halftone dot)というドットによって再現されています。
 
この網点の1つ1つが大きく、白地の部分が狭くなれば、色は濃く見え、逆に網点が小さく、白地の部分が広くなれば、色は薄く見えます。つまり、この網点の大小によって、濃淡の見え方が決まります。
 
もちろん、網点は非常に小さいもので、人間の裸眼で見えるような大きさでは全くありません。例えば、白い紙にスミ色のアミが印刷された時に、網点は非常に小さく、人間の目では認識できないために、灰色であるかのように見えます。
 
この時の網点が70%や80%のような大きなドットの時は、黒のドットが大部分を占めて白地に部分が少ないために、濃い(暗い)灰色に見えます。
 
逆に10%や20%のように網点が小さい場合には、白地の割合が多くなり、薄い(明るい)灰色に見えます。他のシアン、マゼンタ、イエローも同じで、カラ―写真の諧調は、これら4つの色の網点で再現されています。
 
このように一般的には、網点の大小によって濃淡が決まるのですが、(AMスクリーン)網点の大きさは一定で、ドットの密度によって、濃淡を再現するやり方もあり、FMスクリーンと言います。
 
もし、ご覧になったことがない方は、一度印刷物をルーぺで覗いてみて下さい。
 

用語集

<TM>
 
翻訳メモリー(Translation memory)のこと。
翻訳支援ツールで使用する原文と訳文のセットのデータベース。
 

お待ちしております

翻訳・DTP・印刷に関するお悩みごと、ご相談等ございましたら何なりとご連絡ください。
営業担当が親身になって、迅速に対応させていただきます。
 
JJ通信に関するご意見、ご感想もぜひお聞かせください。
 
▼お問合せフォーム
https://www.j-johnson.co.jp/contact.html
 
▼翻訳お見積について
https://www.j-johnson.co.jp/estimate.html
 
▼JJ通信バックナンバー
https://jj-honyaku.net/wp/backnumber/