JJ通信 第14号(2006/5/10)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

連休が終わって3日経ちました。今日位からは完全に仕事モードという感じでしょうか。今年のGWは例年になく、天候に恵まれましたが、皆様は、どのように過ごされましたか。私は、5/3に家族で東京タワーに行きました。(弊社で翻訳・DTP編集した、英・中・韓のパンフを見るためもありまして・・・。)
 
ただ、あまりの混雑ぶりに絶句でした。エレバーターは長蛇の列。展望台は、朝のラッシュアワー並みでした。ちなみに展望台まで150m約600段の階段を徒歩で登ることもできます。約15~20分かかりますが、体力に自信のある方は、一度トライしてみてはいかがでしょうか?
 

DTPあれこれ

私どものDTP部門では、日々いろいろなデータを受取り、また納品していますが、欧文文書を扱う際に常に気を付けていることが1つあります。
 
それは、2バイト文字の混入です。ご存知のように、日本語は文字数が多く、1バイト文字だけで表現できないため、2バイト文字を使用しています。(ひらがな、全角カタカナ、漢字、全角記号など。)この2バイト文字が入っている文書を欧米などの海外の欧文環境(1バイト)の下で開くと、文字化けしてしまうのです。
 
このことは、お客様もご存知な方が多く、アルファベットが全角文字でないようによく注意されています。
ただ、それだけでは完璧ではありません。記号や数字も全て1バイト(半角)でなければなりません。オームやミュー、温度の摂氏度(C)や、また、マル数字も使えません。例えば、欧文文書を作成する際、表組みがいくつかあり、その中に全角の数字が多数並んでいる場合は、いくら日本語部分を英語に差替えてもそのままでは、そのファイルは海外では使えません。
 
全ての数字を半角文字(1バイト)に変える必要があります。
私どもでは、必ず納品前に時間をとって、2バイト文字の混入をチェックする体制をとっています。
 

用語集

<軽印刷>
 
簡易な設備で、少部数・小型の印刷物を迅速に印刷すること。版下から直接刷版(紙の版)を作成するため、オフセット印刷に比べて、納期・コスト面でメリットがある。ただし、モノクロ(1色)印刷、1,000部まで、A3判以下に限定され、また高精細な写真印刷には適さない。
 

お待ちしております

翻訳・DTP・印刷に関するお悩みごと、ご相談等ございましたら何なりとご連絡ください。迅速に対応させていただきます。
 
JJ通信に関するご意見、ご感想もぜひお聞かせください。
 
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