JJ通信 第45号(2008/12/10)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

毎年12月の第一日曜日は、ラグビー対抗戦の早明戦、ゴルフ日本シリーズの最終日、そして福岡国際マラソンが行われます。その後、年末年始までの週末には、これといったスポーツのTV中継がないので、各々が別の日に行われれば、ゆっくり観ることができるのに、と例年同じことを思ったりしていますが、どれも伝統ある試合なので、日程の変更はやはり難しいのでしょうか・・・!?
 
ところで、ラグビーでは試験的実施ルール(ELV)が採用されていますが、キック合戦ばかりになって観ていて面白くないですね。素人の私はそう感じましたが、専門家の意見も聞いてみたいものです。
 

印刷あれこれ

今回は、用紙の「取り都合(とりつごう)」についてです。ちょっと専門的な内容になりますが、簡単に説明しますと、印刷の際に、既製のサイズの用紙から仕上りサイズの用紙が最もロスなく、効率的に(捨てる部分が少なく)取れるように計算することです。
 
ロスが少ないことを「紙の取り都合が良い」と言い、逆にロスが多いことを「取り都合が悪い」と言います。
 
例えば、A4チラシを作る場合には、A全判625x880mmから8枚(表裏を考えれば、16p)取ることができます。B2ポスターを作る場合には、B全判765x1085mmから2つ取ることができます。このようにA列のサイズ(A1,A2,A3・・・・)やB列のサイズ(B1,B2,B3・・・・・)は、各々A全判B全判(あるいは、その一回り大きい用紙のキク判、四六判)から無駄なく取ることができ、断裁後に捨てる部分がほとんどありません。
 
ところが、特殊な寸法な場合(変形サイズ)には、紙の取り都合が悪くなる場合が多々あります。
 
また、紙の取り都合は、紙の目にも関係しますので、用紙見本から極めて特殊な用紙を選択したりすると、サイズや紙の目が限定されますので、ロスが多く、印刷料金が上がってしまいます。
 
覚えておいていただきたいのは、(これは印刷料金に限らないと思いますが)既製のサイズやよく使われている用紙などを選択せずに、変形サイズや特殊な用紙を選ぶと、それはコストアップに直結します。
 
印刷物のサイズや用紙を決める際には、印刷会社の営業マンに事前によく相談されることをお薦めします。
 

用語集

<ダブルカートン>
 
断面が2層になっている強度のあるダンボールのこと。国際輸送に適している。
これに対して、通常の1層のダンボールをシングルカートンという。
 

お待ちしております

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