JJ通信 第39号(2008/6/10)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

「ミスを恐れるな。もしミスしたら、ミスした後で頑張れ。ミスした後で頑張る人間と、そうでない人間がいる。」当時の横浜マリノスの岡田監督にそのように言われたと、サッカー日本代表DFの中沢選手が、先月のNHK教育TVの番組「マイロード」の中で言っていました。
 
「中学高校以来、厳しい監督の下で、ずっと怒られないようにプレーしてきたが、その時から自信を持ってプレーしたら、意外にミスもしなくなった。」とも言っています。
萎縮も緊張もしない状態で、はじめて実力が発揮できるということでしょうか。
ところで、皆様はミスした後で頑張る人でしょうか、それとも・・・・?!
 

印刷あれこれ

地球温暖化の問題に伴って、印刷物においても環境への配慮が問われる時代となりましたが、印刷物での環境負荷に最も大きな割合を占めるのが印刷用紙です。
 
これまで印刷用紙を使用する際の環境配慮といえば、グリーン購入法の下で古紙パルプ配合率100%の再生紙を使用することが中心でした。ところが、再生紙の偽装問題が生じて、古紙100%再生紙の調達が難しくなり、再生紙の使用を見直す機運も出てきています。
 
その一方で、ここ数年注目されているものに、FSC認証があります。ご存知の方も多いと思いますが、ノートや伝票、ティッシュペーパーなどの紙製品に付いているFSCのマークを見たことがありませんか?アスクルのカタログにもFSC認証商品が出ていますから、一度ご覧になってみて下さい。
 
FSC認証は、ドイツに本部を置く非営利の国際機関森林管理協議会(Forest Stewardship Coucil 略称FSC)が行っている制度で、森林の適正な管理方法を認証するものです。森林の管理や伐採が環境や地域社会に配慮して行われてれているかどうかを、信頼できるシステムで評価します。さらに、そのような森林から生産された木材、木材製品(紙製品を含む)に対して認証し、認証された製品に独自のFSCのロゴマークを付けて、市場に流通させて、消費者がこのFSCのロゴマークの付いた商品を選ぶことで、世界の森林保全に間接的に関与できる仕組みです。
 
印刷用紙もその木材製品の一部に含まれるというわけです。印刷物だけに限らず、地球環境の保全という地球規模の視野にたって、私たち一人一人が環境に配慮することが欠かせなくなりました。
 

用語集

<ジャスティフィケーション(Justification)>
 
行末揃え、両端揃えとも呼ばれ、各行の左端と右端がともに揃うように文字間隔や単語間隔を調整する文字の組み方。欧文組版では必要に応じてハイフネーション処理を伴う。
 

お待ちしております

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