JJ通信 第18号(2006/9/11)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

最近の電車の新しい車両では、長椅子の座席が仕切られていて、中には、2、3人分の座席ごとに仕切りと手すりを兼ねたような棒があったりしませんか?
 
確かに、座席は譲り合って、1人でも多くの人が座れるようにしたいものですけど、それは車内が混んでいる時の話で、人が少ない時は、隣りの人にくっつくのではなく、ゆったり座りたいものです。(仕切りがあると、空いている時でも、それができません。)
 
利用する私たちのマナーが悪いので、このような車両が開発されるのでしょうか?何か子供扱いされているようで、悲しいですね。こんなことを感じるのは、私だけでしょうか?
 

印刷あれこれ

「そうですか。1万部で50万円ですか。それなら、5,000部では、半額の25万円ですね?」「いえいえ、そういうわけには、・・・。」印刷の営業マンとお客様で、よく交わされる会話です。部数が半分になったからといって、料金が半額になるわけではありませんね。
 
「1部あたりの単価を教えて下さい。」「単価は出るには出ますが・・・・!?」
 
印刷の料金は単価に比例していないので、その単価は、他の部数の時には、使えません。
 
皆さんはよくご存知と思いますが、一般の方にとって印刷料金は、大変わかりにくいもののようです。印刷料金は、用紙代、刷版代、印刷代、製本代などを積算して、算出しますが、固定費と変動費が混在しているので、部数の増減に料金が比例しないのです。つまり、刷版代などは、部数が変わっても、ずっと同じ料金ですが、用紙代や製本代などは、部数ととも料金が変動します。
ですので、その都度料金を積算して、見積書を作成する必要に駆られます。
 
また、このことを上手に説明できる印刷会社の営業マンが多くないので、ますます印刷料金はブラックボックス化して、お客さんの不信感をかっている気がします。
 
皆さんの所に来ている印刷会社の営業マンに聞いてみて下さい。「なぜ、部数が半分になった時に、料金が半分にならないのか?」と。納得できる説明をしてくれたら、きっと良い営業マンと思いますよ。
 

用語集

<束見本(つかみほん)>
 
実際の用紙、ページ数で製本した白紙の見本のこと。
書籍制作の過程で、束見本を作ると、正確な背幅や外形寸法が判明し、表紙、カバー、箱などの寸法を決めることができる。
 

お待ちしております

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