JJ通信 第128号(2015/11/30)
ごあいさつ
JJ通信は普段なかなかお会いできない皆様への月一回発行のメルマガです。
(配信中止はこちらまで。→support@j-johnson.co.jp)
たわごと
明日から師走。早いもので今年もあと1か月になりました。
そういえば、今月中にインフルエンザの予防接種をするつもりでしたが、ドタバタしているうちに月末になってしまいました。
今年はワクチンが1つ追加されたために、料金が500円~1000円位値上がりしたそうです。巷では予防接種は効くとか効かないとかいう話も出回っているようですが、かかっても軽くてすむのであれば、今年もしようと思います。
翻訳あれこれ
マニュアルなどが改訂された際に旧版と新版の差分のみを新たに翻訳して、共通の部分をそのまま流用することは、よくあることです。
新版を全部翻訳するのに比べて、費用も時間も削減できます。
ただ、その差分の翻訳を依頼される際に注意していただきたいことがあります。
それは、差分部分だけを原稿として渡すのではなく、共通部分も含めた全体の文書を渡していただきたい、ということです。
ところが、実際にはそのようなお客様は多くはなく、非常に多いのは、差分部分の1文ごとをエクセルに抽出した原稿です。
そのような時には、私どもでは文書全体を見せていただくようにお願いしています。
頻繁にご依頼があるお客様の場合には、過去の翻訳データや用語集を保管してありますので、大丈夫ですが、初めてのお客様の場合には差分部分だけを抜粋された原稿では良い翻訳にはなりません。
新たに翻訳した部分と既存の翻訳の用語や言い回しが統一されるとは限りませんし、一部分のみしか読まないと内容を完全に理解できないこともあるからです。
全体を見せていただくようにお願いしていますが、正直なところを申し上げれば、私どもにとって差分の翻訳は割の良い仕事ではありません。
差分部分を翻訳するのに、その何倍もの既存翻訳に目を通すことになるためです。
確かに時間と手数はかかりますが、納めた翻訳がどのように使われるのかということまで考えて、少しでも良いものを納品したいと思っております。
用語集
<CSV>
Comma-Separated Valuesの略で、数値をカンマで区切って並べたファイル形式。
データ交換のフォーマットとして、最も普及している形式。
お待ちしております
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