JJ通信 第17号(2006/8/10)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

そろそろ夏休みの方も多いのではないでしょうか。毎年、夏休み前のこの時期になると、納期の問合せが増えます。その多くが、「夏休み前に原稿を渡して、休み明けに出来上がりますか?」というものです。皆さん休みの前に原稿を整理し終えて、すっきりした気分で休みに入りたいようです。
 
毎年のことなので、慣れましたが、さて、今日と明日、どんな特急の仕事が飛び込んできて、ドタバタするのか?最近では、むしろ楽しみです。(今朝も9時前に問合せの電話があり、ドタバタでした・・・。)
 

DTPあれこれ

弊社は翻訳会社ですので、DTP編集作業の中で、外国語の占める割合が高くなっています。
 
一般的に同じDTP編集をする場合でも、やはり外国語の扱いに慣れているかそうでないかによって作業効率や精度が違ってくるように思います。もちろん弊社のオペレーターが皆、語学に堪能というわけではありませんが、日々英語や中国語などの外国語を扱い、翻訳者やチェッカーと連絡を密にして作業を進めているため、作業上の抑えるべきポイントをわきまえています。
 
私自身、いろいろなデータや校正紙を目をする機会が多いのですが、大変失礼ながら、語学が苦手だったり、慣れていない方の編集されたデータは、不自然な場所で改行されたり、単語と単語のスペースが詰まって、くっついてしまったりと、本人が気が付かないうちに、どこか問題が生じていることが多いように思います。
 
せっかく良いデザインに仕上がったカタログや、何回も考え直して差替えた翻訳文を使ったマニュアルが、誤植や組版上のミスで台無しになるのは、大変もったいないことです。
 
各国語には、それぞれ組版のルールがあります。ヨーロッパ言語のハイフネーション、カーニングや、中国語の句読点の使い分けなど、知っておいた方が良いことも多いです。外国語の仕事の場合は、専門の会社に見てもらうのも一つの方法かもしれません。
 

用語集

<産業翻訳>
 
翻訳の中の1つのジャンル。小説や映画の字幕の翻訳を「文芸翻訳」「字幕翻訳」と呼ぶのに対し、マニュアルや技術資料、研究論文などの企業活動の中で生じる翻訳のこと。一説によれば、翻訳需要全体の90%ほどを占めていると言われている。
 

お待ちしております

翻訳・DTP・印刷に関するお悩みごと、ご相談等ございましたら何なりとご連絡ください。迅速に対応させていただきます。
 
JJ通信に関するご意見、ご感想もぜひお聞かせください。
 
バックナンバーは弊社ホームページから見ることができます。