JJ通信 第149号(2019/6/27)

ごあいさつ

JJ通信は、ジェー・ジョンソン(株) の発行するメールマガジンです。
(配信中止はこちらまで。→support@j-johnson.co.jp
 

翻訳あれこれ

同時に複数の言語への翻訳が必要な場合、いわゆる多言語展開では、まずは、英語の内容・表記をしっかり固めることをおすすめします。
 
アジア言語であれ、ヨーロッパ言語であれ、ソース言語である英語が確定するまで、それ以外の言語への翻訳作業は待った方がいいです。
 
なぜなら、英語を手直しすることになると、他の全ての言語の翻訳を見直すことになるからです。複数の言語を見直す時間と費用はもったいないです。
 
レイアウト編集まで必要な場合はなおさらです。英語版を手直しするたびに他の言語のデータも直すことになります。
当たり前のようことのように聞こえるかもしれませんが、それがそうでないお客様が意外に多いのです。
 
英語ができ上がると、ご担当のご本人は確認済みなのでしょうが、上長や他部門や場合によっては海外の関連部門にも確認に回すことが多いです。
その結果を待たずに他の翻訳の作業を始めてしまうので、チェック結果が戻って来ると、英語を直した箇所は他の言語も手直しが必要になります。
 
1日でも早く進めたいというお気持ちは大変よくわかるのですが、結局終わってみれば、英語の完成を待ってから、多言語の翻訳を追加なしで1回で終わらせた方がずっと早かったということが少なくありません。
 
ソース言語が日本語の場合も同じです。多言語に翻訳する前に十分な確認が必要です。最近はソース言語がご支給されることもあり、なかなか思うようにいかないこともありますが、私どもとしては不要な時間と費用をなくして、スムーズに進行するように努めております。
 

用語集

<インデント>
 
文章を見やすくするために、行の最初の文字開始の位置をずらすこと、またはその機能。いわゆる字下げのこと。
 

お待ちしております

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編集後記

令和となって早2か月です。
先月は「令和初の~~」という言い方をよく耳にしましたが、この頃は聞かなくなったと思っていたところ、昨晩のニュースで「令和初の台風が……」とまた言っていました。
当分は枕詞のように使われそうですね。
このJJ通信も令和初の配信ですが、…。 
 
何はともあれ、令和は平和な時代になってもらいたいものです。